マッサマンカレーのパン

ヤマザキ


夏のカレーパンラッシュが、終わりを告げてしまったのか、コンビニ、スーパー、ドラックストアーなどなど、どこを見ても定番(ロングセラー)のカレーパンしか見当たらなくなった。夏の間、ほぼ見つけたカレーパンは食して来たのだが、直ぐに食べたい欲が出てきてしまい。ここで紹介できなかったカレーパンが多かったのは言うまでもない。店を出た瞬間に封を開けてしまうのが私、カレー人間の習性だ。我慢できないのだ。

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"Good-bye new curry pan!"秋の訪れを肌に感じながらそう心の中でさみしくつぶやいていた時のことだ。一瞬チョコレートパンかと思い見過ごすところだったが、カレーという文字に体が反応したのだ。マッサマンカレーと書いてある。
マッサマン、なんともアニメのヒーローのような名前である。新ヒーローの登場か?と思ったのだが、どうやらタイで有名なマッサマンカレーというものらしい。カレーの世界は広いのである。

caffe

というわけで、今日の朝カレーパンは、このマッサマンカレーのパンをいただきます。
黒いパンの上にパン粉がちりばめられている。パン粉をつけることによって、彩ができ立体的に見えている。日本のカレーパンに少しでも似せようというこんたんなのだろうか?
黒いパンはしっとりもちもちで、少し苦味がある。少し甘みを感じるパン粉と食べると時折美味さが倍増する。

cut

中はこんな感じだ。オレンジ色のカレーのルーが、外国のカレーであると思わせられる。東南アジア系のパンというだけあって、いろんなスパイスを感じることができるが、ココナッツミルクのマイルドで控え目な甘さが、カレーに丸みを持たせている。時折パプリカの味がすごく感じられたのが印象的であった。小さいながらに鶏肉がいくらか入っている。この肉がかなりしっかりとしていて歯ごたえと味がとても良かった。

up

断面の感じが、顔に見えるのは、私、カレー人間だけだろうか?細目(断面上部に2つある細長い気泡)で、少しやる気のない「アッーー」とでも言いたい様な口(カレーのルーが入っている所の空洞部分)、パン粉が髪の毛、まさか、これが、新ヒーロー、マッサマンなのか?と思ってしまった。
マッサマン、ありがとう。朝食カレーパンおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

material
原材料名
カレー(たまねぎ、とり肉、ミルククリーム、植物性たん白、砂糖、ピーマン、水あめ、ココナッツミルクパウダー、小麦粉、植物油脂、おろしにんにく、チキンエキス調味料、食塩、カレー粉、トマトペースト、食酢、しょうが、パプリカ粉末、クミン、コリアンダー、レモングラス、酵母エキス、カフィルライム、ナツメグパウダー、唐辛子、カルダモン、パン粉、シナモン)(国内製造)、小麦粉、砂糖混合異性化液糖、パン粉、ココア、ぶどう糖、食塩、パン酵母、マーガリン、乳化油脂、発酵風味料、卵、脱脂粉乳/加工デンプン、グリシン、酢酸Na、調味料(アミノ酸)、乳化剤、増粘多糖類、イーストフード、環状オリゴ糖、グリセリンエステル、V.C、香料、カロテノイド色素、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆・とり肉を含む)
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栄養成分表示(1個当たり)
熱   量187kcal
たんぱく質7.2g
脂   質3.4g
炭水化物31.8g
食塩相当量1.4g
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