いわし丸ごと
セメントカレー

濃厚な魚介の風味と
スパイスが融合した
本格カレー

STORY

天神屋

古くは66年前から、元ひな人形店として営業していた「お弁当・おむすび」のお店。自慢のしぞ~かおでんは1日3,500~7,000本を販売。某鉄道会社やTV局、某大学とコラボしオリジナル商品を企画・開発するなど、お弁当屋らしかなぬ活動をしています。(パッケージ裏参照)

カツカレーの
ジャイアン

静岡市の繁華街から少し外れた位置にあるアダルトショップの跡地を利用してカツカレー専門店を営業しています。
1日40杯から50杯限定で販売。お客様に「ドキドキ感」や「わくわく感」を感じてもらいながら創る、謎多きカツカレー専門店です。(パッケージ裏参照)



学生の頃に工事現場の警備員のバイトをしていて生コン車からセメントがでてくるさまを結構好きで見ていたのを覚えている。そのセメントのイメージが食べ物とのマッチングを正常にさせてくれない。いやむしろセメントと食べ物をマッチングさせるのは無理であろう。

カレー味のセメント、中辛のセメントなど色々と考えさせられてしまう。

cement2

3ヶ月程前にすでに購入していたのだが、パッケージの名前とその風体にたじろいでしまい、ここまで食べるのを引き延ばしてしまった。何とか年内にやっつけてしまいたい。そんな気持ちで開封した。
パウチを開けて注ぐとすぐに、黄色(オレンジ)の油がドバドバっとでてきた。驚きおののいてしまった‼ グレーのカレ-ルーの周りにあるラー油状のものである。つい心配になりパッケージを穴が空く程に眺めてしまったら、注意書きを発見した。
※黄色い油分がでていますが、スパイスからでているものですので安心して混ぜてお召し上がりください。
とのこと、これで安心、前進できる。なんとも砦がいくつもあるカレーである。

rice

第一印象は、見た目通りグレーだ‼である。のセメントカレーの横に書いてあるいわし丸ごとの文字を私、カレー人間は見落としていた。セメントカレーセメントとレインボー色で書かれている。この強烈なインパクトにいわし丸ごとの文字の存在を認識できなかった。正直食べるまで、その文字を発見するに至らなかった。不覚である。

spoon

味は、完全にいわしである。つみれをペースト状にしたものだ。そこにカレー味を付け足した感じ、生姜の辛みが魚のルーにかなりマッチしている。魚、生姜とくれば、ご飯に合わないわけがない。この時点で少し、カレーを忘れている。魚に支配させた口の中に時折顔を出すクミンの爽やかな刺激がカレーを食しているという現実に引き戻してくれる。あと、小さく小さくカットさせたトマトだろう。ほのかな甘みを感じさせてくれていいアクセントになっている。中辛とあるがさほど辛さは感じない。カレーの味はほのかに感じる。

私、カレー人間、小骨が多い魚は大の苦手である。しかし、このような食べ方をすれば容易に魚を摂取できる。開発してくれた人たちに感謝である。

しかしながら、このセメントカレーを食している間、居酒屋などで呑んだ後の締めに、このカレーをセメントカレー丼的な感じで食べてみたら美味しいのではと思いふけっていた。今度は呑んだ後にでもこのカレーを食してみたいと思う。

大変美味しく頂きました。ごちそうさまでした。

食後、喉の奥の方に残る魚独特の後味はやはり、魚を食べたという感じが否めない。重要な人と会う前などは控えたほうがいいかもしれない。

最後に、謎多きカレーでした。色々楽しむことができました。天神屋さん、カツカレーのジャイアンさんありがとうございました。

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原材料名
野菜(玉ねぎ(国産)、トマト、しょうが、にんにく、青唐辛子)、豆乳、すり身(魚肉(いわし、タラ)、でん粉、砂糖、その他)、植物油脂、食塩、コリアンダー、ターメリック、チリパウダー、イカスミパウダー、シナモン、クローブ、クミン、ローリエ/調味料(アミノ酸等)、(一部に大豆・いかを含む)
栄養成分表示(1袋180g当たり)
エネルギー283kcal
たんばく質6.3g
脂質21.6g
炭水化物15.2g
食塩相当量1.6g
(推定値)