CHICKEN
MASALA
CURRY

　KALDIカレーコーナーにて、ちいさく薄くかわいいパッケージのレトルトカレーを発見する。内容量が80gとかなり少なめなのでその可愛さがよりかわいく見える。パッケージを見ると印度カレー屋さんでよく見る小さな器に盛られた写真があり、「これはナンで食べたほうがいいのか？」と思ってしまう。そんな思いをはせながらも価格が199円(税込み)と安めだったので、スルリと買い物かごに入れてしまう。

　さぁ、株式会社キャメル珈琲CHICKEN MASALA CURRY食べていくぞい‼

　味は、トマト、オニオン、にんにく、生姜の繊細な旨みが、小さなパッケージの中にギュッと詰まった一品です。細やかな挽肉がたっぷり入っているため、キーマカレーのような満足感があります。

　以前、イタリアの料理学校を卒業したイタリア人の方に、丸1日煮込んだラグゥ（ミートソース）を作ってもらったことがありますが、どこかその味わいを思い出しました。

　しっかり煮込んであるのだろうか、角が全くなく、凝縮した旨みの厚い層の一体感が感じられる。すこし油分が多いので、そこがまたご飯にもよく合いました。

　具材は、鶏肉とソテーオニオンが使われており、どちらも丁寧に調理されている印象で、角がなく滑らかでとても美味しかったです。

　深いコクがあり厚みのある優しい味わい、それでも辛さが結構あるので、ガツンとした食感もあり少量ながらにとても楽しむことができました。この旨さ400円で2倍食べたいとも思いました。ごちそうさまでした。

　このカレーは内容量が80gと軽めで価格もお手頃。ちょっと小腹がすいたときや、少し物足りない食卓の“もう一品”としてはもちろん、アウトドアなどの気軽なシーンにも使いやすいカレーだと思います。