タイ風
鶏肉のまろやか
グリーンカレー
レストラン用/180g

　初めてカレーの買い出しに大きな街へと出かけてみた。とりあえず駅ビルを散策...見たことがないカレーがジャンジャン出てくる。

　「これは食べたことがない、見たことがない」

　を繰り返しどんどん購入、気づけば1万入っていたpaypayが底をついてしまう。それでもまだ駅ビルをすべて回ったわけではない。すでに大きなカバンはカレーで一杯である。これ以上買えんぞいということで、駅をでて外に出ることをあきらめ、そのまま帰路に就くことにした。日本人のカレーへの探求心恐るべしであります。

　そんな折に見つけたのがこれ、先週からずっと食べ続けてきたハウスギャバン株式会社のレトルトカレーで、ネットにて8種類のパックで売られていたので、8種類しかないと思っていたが、まだもう1種類ありました。それが、タイ風鶏肉のまろやかグリーンカレーです。タイトルとパッケージが似たような感じの物が多く一瞬見たときに気づかなかったが、やっぱりこれは食べていなかったので、即購入しました。

　さぁ、タイ風鶏肉のまろやかグリーンカレー食べていくぞい‼

　グリーンカレーということで、乳白色に少し緑がかった色合い。その旨そうな姿に抑えが効かず、スプーンひとすくいの速攻をかましてしまい。口の中で楽しむもすぐさま飲み込んでしまった...案の定青唐辛子の辛さにむせかえってしまう。

　「イヤーこれはきついわ....」っと、涙がでてきた。

　とわいえこれは、自分の浅はかな行動が招いた結果なので、今度はゆっくり食べていくことにしました。

　味は、ココナッツミルクのまろやかさがジンワリ口に広がるとすぐに青唐辛子の辛味がでてきて、最後に、レモングラスやこぶみかんの柑橘系の爽やかな酸味が後味を締めてくれる感じです。最初は、青唐辛子の辛さがきつく感じましたが、食べ進めるに従い、その辛さにも慣れてきて、クセが強いと思った味わいも、気づけば自然に楽しめるものになっていました。

　具材は、柔らかいみずみずしさを感じる鶏肉がたくさん入っていて、淡白ながらも、青唐辛子の辛さが効いたココナッツミルクのまろやかなルウとホントよく合いました。

　全体としてクセのある力強いシャープな味わいでありましたが、意外なほど食べやすく、とても美味しくいただけました。ごちそうさまでした。