カリーメシ
インドカリー
新宿 中村屋 監修
日清食品のカップメシシリーズ。簡単に白飯を頂けるという優れた商品である。私、カレー人間的には、このカップメシは雑炊感覚で食べられるというのが一番気に入っている所である。なぜなら、雑炊というのは、素早く体を温めるにはもってこいの食べ物だからである。
カップを包んでいるビニールを開けると、きつめのスパイスの香りがしてくる。蓋を閉じた状態でここまで、スパイス感を主張してくるのは、さすがインドカリーだ!
細く切られたささみ状の肉とジャガイモとカレールーが1個とライスが入っている。
昔、日清食品で働いている人から聞いたのだが、ライスはアルファ米というらしい。お湯を注いで5分で米が食べられるのだから、嬉しい限りである。先にも書いたが、アルファ米は独特な食感があり、私、カレー人間的には、雑炊と普通に炊いたお米の中間位又は少し雑炊より位の食感である。ちなみに我が家の米の炊き加減は少し固めである。
見た感じはとてもシンプルである。日清のカップラーメンに比べると色どりが、かなり単色であることになにか違和感を覚えてしまい、なんとなく刻みネギを入れたくなってしまった。こんな衝動に駆られるのは、私、カレー人間だけではないと密かに確信している。
しかしながら、熱湯で溶けたルーが乾燥したアルファ米をふやかして、米の芯までルーがしみ込んでいる。このビジュアルは食欲をとてもそそられる。
インドカレーと言うだけあって、スパイスはきつめ、中辛とあるがその通りの辛さである。アルファ米を使っているので、ルーが米によく浸透していて、その一体感が楽しめる。
最後に舌に残る酸っぱ辛さと爽やかな感じが、インドカリーであるのだと感じさせられる。お手軽にこれだけ美味しいものを楽しめるのはとても嬉しい事である。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
私、カレー人間は、何度か、カップ飯を早く食べたい余り、魔法瓶のお湯で作ったことがあるが、ルーの溶けがいまいちで残念な思いをした事がある。なので完全に沸騰したお湯を使うことを習わしとしています。
上蓋の裏側に「インド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースとの出会いがきっかけで1927年に『純印度式カリー』を発売しました。」と書いてある。人との出会いは人に自分に大きく影響をもたらす。
私、カレー人間が、カレーを頻繁に食べるようになったのは、もともとカレーは好きだったというのもあるのだが、西新宿のとあるカレー屋に入った時のことだ。
カウンターの小さな貼り紙に「カレーのスパイスのターメリックには老化防止の役目がある」と書かれていた。
その頃、世の中は美白ブームが到来していたころで、街の看板に美白と言う文字をよく見かけていた。私は洗脳されたのか、その頃「美白になるのだ」と同僚に話したところ笑われた覚えがある。しかしながら、年をとっても若くいたい。そんな思いでカレーを頻繁に食べるようになった。この西新宿のカレー屋に入らなかったら、私、カレー人間は生れてなかったのだろうと思う。
カウンターの小さな貼り紙が20年後の私にまだ影響をもたらし続けている。この貼り紙を書いた店主に感謝したい。
しかしながら、カレーが老化防止に役立っているのかは定かではない。
原材料名 |
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ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、カレールゥ(豚脂、砂糖、カレー粉、食塩、小麦粉、オニオンパウダー、オニオン、チキン調味料、乳化油脂、香辛料、ポテトパウダー、乳等を主要原料とする食品、トマトパウダー)、フライドポテト、味付鶏肉/トレハロース、乳化剤、酸味料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香料、リン酸塩(Na)、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ウコン色素、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
栄養成分表示1食(101g)当たり | |
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熱 量 | 435kcal |
たんぱく質 | 6.5g |
脂 質 | 14.5g |
炭水化物 | 69.5g |
食塩相当量 | 2.7g |