三田屋総本家
カレールウ
黒毛和牛の牛脂使用 三田屋仕立て

　久々に成城石井のカレーコーナーを俳諧すると、なんとあの三田屋総本家のカレールウが販売されていた。パッケージの箱が三田屋総本家のレトルトカレーとデザインがとても似ている。箱もクラフト紙のような質感のとても良い触り心地である。嬉しくなりスルリと購入といういつもの必勝パターンになったのだが、よくよく見るとカレールウにしては6皿分で、599円(税抜き)とかなり高めだであった....。一瞬迷うも、「ここは成城石井どれもが高いというのが常識だ...」っと心の中で3回ほど繰り返して自分を説得し、重くなった手を何とか動かし恐る恐るかごに入れてしまった。そして、一体どんな味なのかとても気になるのであった。

　さぁ、株式会社 三田屋総本家 カレールウ 中辛を作って食べていくぞい‼

　中のルウのパックが、変わっていて、他社のパックに比べるとかなり箱が角ばっている。全体的に黒色で上蓋が水玉状に透明になっていて中が見えるタイプである。かなりスタイリッシュな井出立ちである。

　中のルウは、「ビシッ‼」した感じの硬質感があり、ちょっと今まで見たことがないようなタイプのルウである。

　味は、かなりすっきりとした甘味と辛みがあり、カレー自体の味わいも軽やかです。濃厚さはあまり感じませんが、その中には深みのある旨みがしっかりとあります。後味には穏やかなスパイス感が残り、軽やかでバランスの良いカレーを楽しめます。

　この軽やか、かつとても上品な味付けのカレーを食べながら思う。「流石に高級スーパーの成城石井で売られている商品である。上品な味へのこだわりを感じるぞい‼」っと。

　具材は、豚肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ナスを入れて作りました。黒毛和牛のカレーなので、豚肉を使うのはどうだろうかと思いましたが、やっぱり牛肉は高いであります。そしてこのカレールウ、6皿分なのに材料欄にはお肉350gと、なかなか気前のいい設定。.....こういうところもまた私の視点からみると「やっぱりセレブ向けの仕様なのだろか...」と思ってしまいました。

　このカレーは、濃厚さを控えたすっきりとした上品な味わいが特徴的で、「カレーは食べたいが、濃厚なものは食べたくない、サッパリとした感じで美味しくいただきたい。」そんな時にぴったりの一品だと思いました。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

　パッケージ裏側には作り方が書いてあるので熟読してくれい‼